訪問者たち

カマキリ君の住みやすい環境

先日、台風18号に備えて玄関脇壁面に誘引しているスパニッシュ・ビューティーとストロベリー・ヒルのわさわさ伸び放題のシュートとベーサルシュートを固定しようと眺めていたら、枝先に何やら動く物が…。目を凝らしてよく見るとカマキリ君でした。カマキリ君をのせたまま、シュートを壁のほうへと導き麻ひもで固定しました。これから台風が来るのですが、カマキリ君はどうするのでしょうか。ちなみに台風通過後に見たのですがカマキリ君はいませんでした。

カマキリ

カマキリ君Jr

我が家では毎年カマキリ君が遊びにやって来ます。どこからやって来るのか定かではありませんが、我が家の庭で繁殖しているわけではないことは間違いありません。なぜなら毎年1匹だけだからです。もう少しいるのかもしれませんが私が確認できているのは毎年1匹です。カマキリ君たちにとって住みやすい環境なのでしょうか。もちろん我が家だけではなく近所の環境もありますが。ある年、まだ小さい子供のカマキリ君Jrがいました。近づいてじっと見ているとこちらに気が付いたようです。こちらを睨み、カマを振り上げ威嚇してきます。その姿が愛らしくそっとしておきました。でもあんなに小さなカマキリ君Jrが1匹で来るとも考えにくいのですが…

カマキリ君の脱皮

昨年、朝の水やりの後バラを観察しているとラ・ローズ・ドゥ・モリナールの葉の上に白いカマキリ君がいました。珍しいなと思いよ~く見たら脱皮した抜け殻でした。あまりにもリアルな形だったのでまだ脱皮してそんなに時間が経っていなかったようです。「カマキリは脱皮するのか!」と思い調べてみると脱皮するそうです。知りませんでした。せめて写真を撮っておけばよかったのですが、調べるためにすぐ家に入ってしまったので撮り忘れました。それからです。水やりの時に必ずスマホを持って出るようになったのは。夕方見てみるとその抜け殻もクシャっとなって今朝の名残りもありませんでした。

小さな生態系

他にも色々な虫が集まってきます。益虫も害虫も。

増えつつある虫たち

バラの株数が増えて緑が多くなるにつれ集まってくる虫たちの数もどんどん増えてきています。蝶やトンボなども昔図鑑でしか見たことのないようなものまでやって来ます。ヤモリやトカゲも。なんか一つの小さな生態系が出来つつあるような気がしてきます。

環境を守る

一度、壁面のつるバラにたくさんのコナジラミが住み着いてしまいました。どうやら近所でコナジラミが住み着いていた木を切ってしまい、住みかを失ったコナジラミの一部が我が家のつるバラに住み着いてしまったようなのです。葉はガサガサになり、葉に触るたびに白いのがいっぱい飛びます。このまま放置すれば他の病気にもなるのである時殺虫剤を壁面全体に散布しました。結果的に大多数のコナジラミを駆除できたのですが、つるバラの枝の上でトカゲも亡くなっていました。駆除する必要のないものまで駆除してしまったのです。それを見てから殺虫剤の全体への散布をやめました。害虫は捕殺とピンポイントでスプレーして駆除します。そしてコナジラミや葉ダニが嫌がる環境づくりを心がけました。夏になったら水やりと同時にシリンジです。下から葉の裏めがけてシャワー攻撃です。毎日そんなことをしていたら、いつの間にかいなくなりました。大げさに言えば虫たちの集まる環境を守るということをこれからも地道に続けていきたいと思います。

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