ルリマルノミハムシの駆除

ルリマルノミハムシとは

この写真はグラハムトーマスですが、黄色い花の上と下に見える黒いのがルリマルノミハムシです

数日前、朝の水遣りの時に黒い虫を発見しました。ネットで調べるとその虫は「ルリマルノミハムシ」と言う虫であることが判明しました。特徴としては

  • 体長4ミリほどの小さな虫である
  • 花粉を食べる
  • 気配を感じるとジャンプする
  • 蕾も食べるらしい

ということです。
その名前からも姿形がなんとなくわかります。
ルリ  マル  ノミ  ハムシ
ルリ色(そんな風情のある色ではありません。黒です黒)で、マルくてノミのようにジャンプするハムシ。普通ハムシは葉を食べるのですがこいつは花粉を食べます。多分花も食べてます。

初めて見る黒い虫

朝出勤前に水遣りをしていたらストロベリーヒルに集まる黒い虫を発見しました。最初遠くから見た時「てんとう虫?」と思いましたが、その割には花にたくさん群がっていました。近づいてみるとやはり「てんとう虫」ではありません。体長5ミリくらいで黒くピカピカ光ってます。初めて見る虫です。捕まえようとしたらピョ〜ンと跳ねました。「うぉっ!」ジャンプすることは想定してませんでしたからちょっと焦りました。花を見ると小さいのが中に潜っているではないですか。経験的にこういう虫にはハンドスプレータイプの薬は効き目がないことはわかっているので「さて、どうしよう?」。困りました。私は会社に行かなければいけません。でも放置することは許されません。今から薬の1,000倍液を作る時間もありません。むぅぅ…。結局、房咲きになっている花をレジ袋に突っ込んでチョキン。玄関にあったキン◯ョールを噴射して袋の口を縛り、出勤しました。

グラハムトーマスに群がるルリマルノミハムシ

実験

翌朝周りを見るとすぐ脇のモリナールの花にもいましたが昨日ほどの数ではありません。すぐ脇の蕾も食べられてましたのでルリマルノミハムシの仕業と思われます。グラハムトーマスにも数匹いました。トーマスにはかわいそうですが試しに直にキン◯ョールをスプレーしてみました。ルリマルノミハムシを駆除できるのは確かなのですが、この殺虫剤が果たしてバラにどれくらいのダメージを与えるのか。今後の為に心を鬼にして実験です。

そして翌朝。ルリマルノミハムシはいません。しかしグラハムトーマスは花が小さくなっています。色も茶色くなりました。花弁もシワシワになっています。なんだかドライフラワー的な感じです。かなり強いダメージが出ていますので緊急時を除いてキン◯ョールを直接スプレーしてはいけません。そんなことはわかっていると思いますが。

ルリマルノミハムシの駆除

バラからすれば害虫には違いないのですが、汁を吸われたり卵を産み付けられてその幼虫に葉を食い荒らされたりしてバラの元気が無くなるようでもなさそうなので一安心です。しかし蕾を食べられ、花粉を食べるついでに花も食べているようでバラがボロボロになります。そんな虫がたくさん集まるのは許せません。ここで繁殖されても困ります。やはり駆除しなければなりません。

駆除方法

休みの日で時間があるなら薬剤を散布しても良いのですが、出来れば薬剤を使わずに駆除したいのです。そうなるとやはり粘着テープで気長に捕まえて処分するのが良いでしょう。しかし出勤前など時間がない時にどうするか。放置すれば花がボロボロになり、蕾も食べられてしまいます。綺麗な花を楽しむことは出来なくなります。駆除する方法としては原始的ですが「袋をかぶせて捕まえる」これにつきます。花がボロボロならそのまま切ってしまえば良いですし、花が大丈夫なら袋の中で花を揺さぶってルリマルノミハムシを袋の中に落としてしまえば良いのです。そして袋の中にキン〇ョールを噴射して口を縛るのです。これが一番現実的な駆除方法だと思います。花にも薬がかかりませんから安心です。よかったら試してみてください。

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