ビチセラ系クレマチスのマダム・ジュリア・コレボンが秋も深まった今、三回目の開花を迎えています。
マダム・ジュリア・コレボン三度目の開花
マダム・ジュリア・コレボンはビチセラ系のクレマチスで、中型の花をたくさんつける多花性のクレマチスです。クリムゾンレッドの花弁の中心には黄色の花芯という派手ないでたちなのですが、いやらしさがなく淡い色のバラたちの中にあることで全体を引き締めてくれるような効果を感じています。
今までですと5月に開花を迎え強剪定すると夏前にもう一度開花していましたが、秋に開花することはありませんでした。株が充実してきているのか今年は10月の終わりから咲き始めています。さすがに株全体という訳にはいきませんが、寂しくなってきた庭にいろどりを与えてくれています。
朝家を出てみると朝日に輝くマダム・ジュリア・コレボンを発見しました。花も中型ですが蕾もなかなか小さいので蕾が付いていることさえ気が付いていませんでしたから開花しているのを見た時はとてもびっくりしました。
しかも今年は体調不良なども重なり水やり以外庭の手入れをほとんどやっていなかったので、栄養補給をしてあげることもできず開花なんて考えてもいませんでした。マダム・ジュリア・コレボンは今までに秋に開花したことがなかったので尚更です。開花した花を見ただけですごく元気をもらえました。
春はストロベリー・ヒルとの競演
そういえば今年の春の開花の記事は書いていませんでしたね。今年も何本ものつるを伸ばしたくさんの花をつけてくれました。年々花数が増えていくので春の開花はバラとのコラボレーションが楽しみになってきています。このマダム・ジュリア・コレボンはイングリッシュローズのストロベリー・ヒルとの競演が見せ場になっています。ストロベリー・ヒルのアプリコットからピンクへの花色の変化がマダム・ジュリア・コレボンのクリムゾンレッドととてもマッチするので、個人的には楽しみなポイントです。
マダム・ジュリア・コレボンは来年に向けては枯れたつるを地際で一節残して剪定してしまえば、来年また数本のつるが伸びてたくさんの花を咲かせてくれますので管理がとても楽です。手間がかからずにたくさんの花を咲かせてくれるので来年も期待してしまいます。
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