今年の冬もクリスマスローズ・ニゲルが主役です

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11月も終わりに近づきまもなく12月です。春から楽しませてくれたバラのシーズンも終わりに近づき庭に花がなくなる寂しい季節になってきました。

ヘレボルス・ニゲルこそがクリスマスローズ

我が家には咲かないクリスマスローズが2鉢あります。昨年、クリスマスローズのことを勉強し直し、管理をきちんとして咲かないクリスマスローズを何とか咲かせようとやってきました。びっくりするくらい葉がたくさん出てきて今までとは違った顔を見せてくれています。来春に何とか咲いてくれれば良いのですが。

2018年11月のクリスマスローズ

クリスマスローズとは

さて、そのクリスマスローズについて調べ直して知ったことなのですが、日本では全てのヘレボルス属をクリスマスローズと呼びますがヨーロッパではヘレボルス属の中でもクリスマスの頃に咲くニゲル種だけがクリスマスローズと呼ばれます。ニゲルは12月から4月頃まで咲き続けますから、クリスマスの頃に満開になっているのでクリスマスローズと呼ばれるのです。そしてニゲルと言う名前は根が黒いことに由来しています。

ヘレボルスには有茎種と無茎種があります。有茎種というのは伸びた葉の上にさらに伸びその先端に花をつける種類のことで、無茎種というのは葉と花が別々に地際から伸びてくる種類のことです。このクリスマスローズ・ニゲルは有茎種で、葉の上に花をつけます。さらにクリスマスローズ・ニゲルには蕾を包む苞葉(ほうよう)が無いのが特徴で、蕾の時から白い花弁を確認できます。ですから地際にある蕾が上がっていく時に、硬い葉にあたって蕾が傷つかないように気をつけなければいけません。

レンテンローズとは

では、ニゲル以外の種類を何と呼んでいるのでしょうか。ニゲル以外の種類はクリスマスではなくレントの頃に咲くのでレンテンローズと呼ばれます。基本的にはヘレボルス属オリエンタス種のことなのでオリエンタスとも呼ばれますが、ほとんどの園芸品種はオリエンタス種を交配親として品種改良されていますからレンテンローズに分類されます。日本で販売されている一般的なクリスマスローズと呼ばれるものは、大体春先のレントの頃に咲くレンテンローズ(オリエンタス)です。当然我が家の咲かないクリスマスローズと言うのもこのレンテンローズ(オリエンタス)です。咲かないのになぜレンテンローズとわかるのかって?それはかれこれ10年以上育てていますが、実は過去に二輪だけピンクの花が咲いたことがあるからです。

レントとは・・・
レントとはキリスト教の復活祭(イースター)の前の46日間のことで、3月〜4月中旬頃になります。

クリスマスローズ・ニゲルを手に入れる

そんなことを知ってしまったら、どうしてもクリスマスの頃に咲くニゲルが気になって気になって仕方ありません。色も純白ですし花も一重ですから、身近に売られているカラフルで八重咲きもある華やかなレンテンローズ(オリエンタス)に比べると非常に地味です。しかしとてもシンプルであり、クリスマスの頃に俯き加減に咲く白い花はとても風情があって魅力的です。我が家の庭もクリスマスの頃には彩りもなくなり寂しくなりますから、これは是非とも迎えようと決めました。

ニゲルは店に置いてない

そう決心してホームセンターや園芸店を回ったのですが、どこにもクリスマスローズ・ニゲルの苗は置いてありません。やはり新しい品種や色鮮やかで人目をひくオリエンタスの方が売れるので、そう言ったものばかりなのだと思います。ま、大きな園芸店に行けばあるのかもしれませんが、私の住む場所の近くにはありませんので探しようがありません。

仕方なくネットで探したらいくつかの店でクリスマスローズ・ニゲルの取り扱いがありましたので、まずはお手頃価格(¥1,900)の物を購入してみました。我が家には咲かないクリスマスローズ(オリエンタス)しかありませんのでクリスマスローズを育てて咲かせた経験がありません。ですからいきなり高額な大きな苗を、というのは枯らしてしまうリスクを考えると、とても買う勇気はありませんでした。購入したのはクリスマスローズ・ニゲルのマリアという品種で、コンパクトな株に大輪の花を咲かせる品種のようです。

太い茎と厚くて硬い葉のニゲル

届いたクリスマスローズ・ニゲルはまだ小さかったのですが、その茎の太さに驚きました。我が家の咲かないクリスマスローズ(オリエンタス)は茎がとても細いので「クリスマスローズってそういうもんだろう」と思っていたので、その何倍もある茎の太さと厚くて硬い葉にもビックリしました。厳寒のヨーロッパの冬に咲くのですから、これくらいないと凍って枯れてしまうのでしょうね。

ヘレボルス・ニゲルの開花

2017年のヘレボルス・ニゲル ”マリア”

そして我が家に届いた時点ですでに蕾が5個もついており開花が楽しみな状態でした。厳密にはこのクリスマスローズの白い部分は花ではなく、ガク片になります。花は中心にある雄しべを囲んでいるようなものなのですが、これも花が退化したもので蜜腺とよばれるものです。私たちが花だと思っている白い部分はガク片なので、長い間楽しむことができるのです。

そしてこのマリアもクリスマス前から年明けまで長いこと楽しませてくれました。株は小さいのですが花は大輪で存在感がありました。また次の冬に咲いてもらうために春先に根鉢を崩して植え替えました。

年末から2月まで白い清楚な花で楽しませてくれたクリスマスローズ、ヘレボルス・ニゲル。しかしその後はじっと動かず謎の成長停止をしてしまいました。良い機会なので植え替えようと鉢を抜いてみると…

長雨の多湿で灰色カビ病にかかったニゲル

そのクリスマスローズ・ニゲルですが、春先に植え替えて順調に大きくなっていたのですが、長雨による多湿で灰色カビ病に罹ってしまいました。薬剤を散布し、変色した葉を取り除き用土を乾燥気味に管理するなどして回復を待ちました。

クリスマスローズ・ニゲルの葉の周りをぐるっと囲むように白くなっていて何の病気かわからなかったのですが、被害が拡大してやっと灰色カビ病とわかりました。手遅れのような気もしますが再生したいと思います。

しかし手当てのかいもなくクリスマスローズ・ニゲル・マリアは枯れてしまいました。初めての経験だったので、葉が変色しても病気を特定できず様子を見たりしていたのも良くなかったのだと思います。それとまだ若い株でしたから、耐病性もいまひとつだったのかもしれません。と言うのも我が家の咲かないクリスマスローズは10年以上の株ですから、ニゲルと同時に灰色カビ病にかかりましたが軽症で済みましたからね。

8月の初めに灰色カビ病だとわかり薬剤を散布しながら様子を見てきましたが、最終的に葉が一枚になり、やがて最後の葉も落ちて茎の根元が徐々に腐って行き枯れてしまいました。

クリスマスローズ・ニゲル ”パウロ”を迎える

それでもやはりニゲルの白い花をクリスマスの頃にどうしても見たいので、新しいニゲルを迎えました。今回はクリスマスローズを中心に展開しているナーセリーの童仙房さんからクリスマスローズ・ニゲル “パウロ”を選びました。5号鉢で¥4,200です。やはりクリスマスにはニゲルの白い花がぴったりです。

クリスマスローズ専門店 ショップ童仙房

クリスマスローズ・ニゲル ”パウロ”とは

ヘレボルス・ニゲル・パウロ

新しく迎えたクリスマスローズ ヘレボルス・ニゲル “パウロ”

パウロとは先のローマ教皇、ヨハネ・パウロ二世にちなんで名付けられた品種です。花数の多い中輪種で、ヨーロッパでは多くの人がこのパウロを飾っているそうです。パウロは室内など気温の高い場所に置くと、中輪の純白の花は次第にグリーンに変化して行き、屋外の気温の低いところに置くと、その純白の花がピンクから赤に変化していくそうで、その花色の変化も楽しめる品種なのだそうです。

届いたクリスマスローズ・ニゲル・パウロはすでに白い蕾が2個上がっていて、よく見るとまだ下の方に白い蕾がいくつか確認できます。まだまだ時間をかけてゆっくりと咲いていくのだと思います。昨年も随分長いこと咲いていましたから、今からとても楽しみです。

さて、このクリスマスローズ・ニゲル・パウロですが、一回り大きな鉢に植え替えようと思ったのですが、残念なことにちょうど良い鉢がなくて植え替えができません。感じの良い鉢を見つけてから植え替えることにします。これでまた今年の冬も我が家の庭はクリスマスローズ・ニゲルが主役です。パウロの花色の変化などもまた改めて紹介したいと思います。

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