咲かないクリスマスローズのその後

経過報告

我が家には咲かないクリスマスローズがあります。厳密には荒療治して一輪咲くくらいなのですが。そんな咲かないクリスマスローズですが、本当にまれにある咲かないクリスマスローズなのか、もしかしてちゃんと手入れをすれば咲くのではないかと思い、心新たに昨年植え替えをしました。その時の様子はこちらをご覧ください。

咲かないクリスマスローズの植え替え
まったく咲かないクリスマスローズを植え替えました。たくさん手をかければ少し咲くのですが今年は出来ること全てやってその結果で処分するか決めます。

葉ばかり茂る

当時子供が学校で貰ってきたものをかれこれ10年ほど育てています。最初の数年は咲かないのはしかたありません。が、三年経っても一向に咲く気配がありませんでした。葉ばかりがよく茂ります。調べてみると、まれに咲かずに葉ばかりが育つ株があるそうです。まさしくそれです。当時の私の興味の中心はバラでしたので、クリスマスローズについて詳しく調べることもなく普通に育てていました。しかし何をしても咲きません。

やっと開花するも

ある時、葉ばかりが育つならその葉を制限すれば良いのではないか、と思いつき葉が出てくるたびに古い葉を順に切ってみました。常に3~5本くらいに制限していました。その結果、やっと一輪の花をつけました。初めて対面した花は薄いピンクの花でした。でも一輪だけです。一輪だけでしたがとても嬉しかったのを覚えています。その翌年も同じように管理したら、やはり一輪の花が咲きました。でもやはり一輪だけです。やっと咲いてシーズンが終わります。常に葉の数を制限していましたが、していなければかなりの数になっていたと思いますので、その年の秋に株分けをしました。当然また咲かなくなりました。

一輪咲いたクリスマスローズ

2014年にたった一輪咲いたクリスマスローズ

そこでやっと、もしかしたら葉を切らなくても咲くのではないか、と思ったのです。現実に一輪ですが咲きました。咲かない株ではありません。何かを変えればもっと咲くのではないか。そして昨年の秋にやっとクリスマスローズの正しい知識を得ようと調べました。当たり前のことなのでしょうが調べて発見したことは、花芽は夏に作られるということです。つまり、成長期は葉を育てたくさん光合成をさせエネルギーを蓄え、そして休眠期に入ったら夏の日差しに晒さずに快適に休眠させることによって花芽が作られるのです。私は成長期は面倒を見ましたが、休眠期は放置していました。もちろん水切れはさせませんでしたが日向に放置してました。日はよくあたり、暑かったでしょう。そりゃ花芽もつかないはずです。たまたま一輪の花芽がついただけです。

来シーズンの結果を待つ

そして昨秋に改めてクリスマスローズ用にブレンドした用土に植え替えました。その後冬になってもそんなに葉が出てこないのでどうしたものかと思っていましたが、ここのところ少しずつ暖かくなってきて葉が出てきました。とても勢いがあり元気に育っていると感じられます。これから定期的に肥料を与え、たっぷりと光合成をさせて休眠期を迎えたいと思います。そして夏場の管理をしっかりと行って来シーズンの結果を待ちたいと思います。そこでたくさん咲けば今までの管理方法が悪かったということですし、それでもなお1輪くらいしか咲かなければ花が咲きにくい株ということになります。たくさん咲いてくれると良いのですが。

咲かないクリスマスローズ

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