アブラハム・ダービーの開花 2022

イングリッシュローズのアブラハム・ダービーが5月20日に開花しました。この苗は挿し木の2代目になるのですが、初代は何故かシュートが横に伸びて上には伸びてくれませんでした。放置すると全て下に倒れてしまうため、仕方なくブロック塀の前に何本か支柱を立ててそこに針金を這わせて誘引していました。

アプリコット黄色が混じったアブラハムダービー

当然ブロック塀の前ですから日当たりもあまりよくなく割と湿気も多い環境でしたが、とても強健なイングリッシュローズですから大輪の花をたくさん咲かせてくれました。そしてとても強いフルーツの香りがあたり一面に満ち溢れ、とても素敵な環境を作り出してくれました。

この二代目は挿し木苗ですから初代のDNAを受け継いでいるので当然横に伸びるのかと思ったら、割とまっすぐ伸びてくれていますので支柱を立てることはありません。それでも大輪の花が咲けば花の重さでかなり下を向いてしまうのですが、台の上に置いているので何とか鑑賞に堪える形になっています。

開き始めたアブラハムダービー

アブラハム・ダービーはカップ咲きで咲き始め次第にロゼット咲きに形を変えて咲き進みます。その時々で楽しめるのですが、私は咲き始めの姿が一番好きです。開き始めからのカップ咲きがとてもシンプルで美しく、その後のロゼット咲きを全く予想させないからなのです。くしゅくしゅとしたロゼット咲きは全く別の花のように見えます。

ロゼット咲きになったアブラハムダービー

イングリッシュローズでも珍しい現代バラの掛け合わせでできたアブラハム・ダービーですから病気や害虫にはとても強く管理がとても楽です。我が家の課題はこのアブラハム・ダービーは挿し木なのであとはどうやって大きくするかだけですね。まずは施肥をしっかりしないといけません。

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