アブラハム・ダービーの開花 2018

 アブラハム・ダービー11年目の変化

アブラハム・ダービーが開花しました。もう少し開いてからの写真を載せようと思ったのですが、ここ最近の雨で残念な姿になってしまいました。ですので開き始めのアブラハム・ダービー「らしくない」写真を載せます。

開花したアブラハムダービー

アブラハム・ダービーは植え替え出来ず

今年は私の怠慢でアブラハム・ダービーの植え替えが出来ませんでした。昨年末から順次大きい鉢のバラから植え替えをしていたのですが、小さい鉢のバラはいつでも植え替え出来るからと後回しにしていました。気が付いたらすでに芽吹いてしまい、芽も伸びてきていましたので植え替え出来なかったのです。その代わり、バイオゴールド・大地肥を鉢土の表面に敷き詰め用土と混ぜました。

上に伸びないアブラハム・ダービー

今のアブラハム・ダービーは二代目挿し木苗なのですが、初代の時から上に伸びませんでした。初代のアブラハム・ダービーはもちろん接ぎ木苗でしたが最終的には10号鉢で育てていましたので結構大きくなりました。しかし我が家に来た当初から枝は全て横に伸びていたのです。上に行きません。とりあえず横に伸びた枝を支柱にとめます。しかしそこから出た芽はまた横に伸びていくのです。どうやっても何をしても上には伸びません。やがて蕾をつけるのですが、大きくて花弁の多い花ですから当然花は下を向いてしまいます。人様の写真を見ても上に伸びているのに何故うちのアブラハム・ダービーは上に伸びないんだ?と思いながらはや10年経ちました。もう横に伸びるのはこのアブラハム・ダービーのDNAなんだと決めつけて全く気にしていませんでした。

見るからに元気なアブラハム・ダービー

ある程度枝が伸びてきていつもの年のアブラハム・ダービーと違うなと感じました。今年はなぜか枝が上に伸びているのです。しかも見るからに元気がありしっかりとした枝で、写真でよく見るアブラハム・ダービーのイメージです。アブラハム・ダービーを育てて11年目でついに変化が起きたのです。ついた蕾が大きくなっても上を向いたままです。いつもの年ですと蕾が大きくなるとその重さでかなり傾くのですが、今年はあまり傾きません。自分の目を疑ったのですが、妻もいつもより元気な感じがすると言っていました。そう考えるとこれはきっと大地肥の効果なのでしょうね。肥料もいつも通り与えていましたし、いつもと違う事と言ったら大地肥を与えた事くらいです。ということは毎年栄養不足と言う事なのでしょうか?いや、ちゃんと肥料も与えているしどういうことなのでしょうか。栄養と言うよりは元気になったというイメージですね。大地肥によって活性化したという方が正しいのかもしれません。

アブラハムダービーとマダムイザークペレール

アブラハム・ダービーとマダム・イザーク・ペレール

11年目にしてやっと本来の姿を見せてくれたような気がします。この後咲き進むにつれてどのようになるのか見たかったのですが、連日の雨で花が雨を吸いすっかり下を向いてしまいました。次の花が咲いたらじっくりと観察したいと思います。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました