更新が遅くなってしまいました。気がついたらクロード・モネの二番花が咲いています。
クロード・モネの花付きの良さ
今のところ我が家のどのバラよりも良く返り咲いています。他のイングリッシュローズがまだそんなに二番花が咲いていないのにデルバールのクロード・モネはあちこちで房咲きになっていますが玄関に一番近い場所に置いているのでそう感じるのかもしれません。気が付けば次々と蕾が上がってくるので、我が家のバラの中で一番花付きが良いかもしれません。昨年その色彩だけにひかれて我が家に迎えたのですが、かなり四季咲き性も良さそうです。良く返り咲くという情報は目にした記憶が無かったのでとても驚いています。ま、色彩だけに目を奪われて返り咲き性には全く目が向かなかったのかもしれません。とてもカラフルなバラですから、玄関脇に置くととても目を引きます。
絞りのバラの魅力と魔力
そしてクロード・モネの色合いですが、一番花はピンクが強い色合いでしたが、二番花はクリーム色が強く感じられます。しかしよく見るとピンク色も多い感じがするのです。ピンク色の方が多いのにクリーム色が目立つのはなぜでしょうか?
クロード・モネは出現する色でイメージが変わる
毎朝出かける時にチラチラ見るのですが、答えは出ません。そして一番花と二番花の写真を見比べていてやっと気がつきました。答えは二番花のピンク色が一番花のピンク色より濃いからクリーム色が引き立つのです。クロード・モネは咲くたびに出現する花弁の色の濃さで花のイメージが変わるバラなのです。
お互いの色を引き立てる
一番花のピンク色はごく普通のピンク色です。しかし二番花のピンク色はショッキングピンクに近いというかなり濃いピンク色です。絞りのバラですからピンクとクリームがランダムに並びます。この濃いピンク色とクリーム色の対比(コントラスト)がクリーム色を引き立てているのです。そう考えてクロード・モネを見てみると、一番花の印象は可愛いと言うイメージでした。しかしクロード・モネの二番花は、艶やかというイメージです。これは正に薄いピンクと濃いピンクの違いだと思います。さらにピンク色とクリーム色がお互いの色を引き立てているようです。
もう一つのクロード・モネ
クロード・モネという名前のバラは、私の育てているフランス・デルバール社のバラの他に、アメリカ・ジャクソン アンド パーキンス社のクロード・モネというバラもあるのです。花の形は違いますがピンク色とクリーム色の絞りというのは同じです。ジャクソン アンド パーキンス社のクロード・モネはかなりはっきりとしたピンク色でクリーム色との境がはっきりとしていたように思います。そう考えると今回のクロード・モネの二番花は、ジャクソン アンド パーキンス社のモネに少し近い感じです。
絞りのバラは咲いてみないとわからない
絞りのバラというのは、一つ一つの花の色合いが全て違います。簡単に言うと咲いてみないとわからない、ということです。昨年のように絞りっぽくない花が咲くこともありますが、今回のようにまた違ったイメージになることもあります。
クロード・モネのような絞りのバラには単色のバラの開花を待つ時には感じられないワクワク感というものがあります。その時々で見せてくれる表情の違いに気づいてしまうと、もう絞りのバラにハマってしまいます。これが絞りのバラの魅力であり魔力でもあります。
ジャクソン アンド パーキンス社のクロード・モネも迎えちゃおうかなぁ・・・。
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