スパニッシュ・ビューティーの開花

2020年の我が家のバラシーズンの開幕を告げるべく一番最初に咲いたのは、香りのつるバラのスパニッシュ・ビューティーでした。
開花したスパニッシュビューティー

今年は異常なほどの暖冬でバラたちの目覚めも非常に早く、2月には芽吹き始めていました。しかし私は骨折の影響で剪定と誘引をなかなかする事が出来ず、一度芽吹いたものを剪定したので、結果的に遅いスタートとなってしまいちょっと心配していました。SNSで見ると皆さん4月中旬頃には開花していたようでしたので非常に遅れてしまいましたが、結局いつもの年と同じ時期の開花となりました。

今年のスパニッシュ・ビューティーの花が咲いたのを見て驚いたのが、花の大きさでした。昨年もちょっと花が大きくなっていたと感じていたのですが、今年はびっくりするくらいの大輪の花になっています。我が家でスパニッシュ・ビューティーを育て始めてから最大の大きさになっています。自分の中でのイメージの約1.5倍くらいの大きさです。

大輪のスパニッシュビューティー

やっと株が成熟してきたという事なのでしょうか。そういえば昨年は花の大きさだけではなく、花の数も非常に多くて素晴らしい風景を作り出してくれました。ピエール・ドゥ・ロンサールとこのスパニッシュ・ビューティーが基本となる風景を作るのですが、スパニッシュ・ビューティーは花弁数も少ないのでいつもピエール・ドゥ・ロンサールの豪華な花に負けていました。しかし今年の花を見る限り、その大きさからして決してピエール・ドゥ・ロンサールに負けることはないと思います。

そしてスパニッシュ・ビューティーは香りのある数少ないつるバラですが、これほどまでに大きな花が4輪咲いただけであたり一面爽やかな香りに包まれてしまいました。これだけ強い香りを感じたのも初めてのことです。

爽やかな香りを振りまくスパニッシュビューティー

私はピエール・ドゥ・ロンサールよりもスパニッシュ・ビューティーの方が好きなのですが、この大きな花と強い香りを感じたことで、さらに深くスパニッシュ・ビューティーの魅力に引き込まれてしまいました。

まだ咲き始めたばかりでこれからもっと咲いてくれますし、その間にピエール・ドゥ・ロンサールも咲いてくれることでしょうから、この二つの魅力的なつるバラのコラボレーションを楽しみたいと思います。

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