壁面のバラにも大地肥を~大地肥モニター2~

壁面に誘引しているスパニッシュ・ビューティーとストロベリー・ヒルにも大地肥を与えました。

壁面に誘引したバラ

壁面に誘引した(左)スパニッシュ・ビューティー、(中)ストロベリー・ヒル、(右)ピエール・ドゥ・ロンサール

壁面のバラにも大地肥を

先日ピエールの植え替えをしましたが、ピエールと同じ壁面にはつるバラのスパニッシュ・ビューティーとイングリッシュローズのストロベリー・ヒルも誘引しています。ピエール・ドゥ・ロンサールの誘引を解くにはスパニッシュ・ビューティーとストロベリー・ヒルの誘引も解かなければなりません。なんせ3本がクロスしていますから。

どちらも今年の春「鉢バラのための培養土」で角鉢に植え替えました。ですので来春に植え替える予定はありません。しかし今回ピエールの植え替えに伴い誘引を解いたので、ついでと言ってはなんですが鉢土の表面に大地肥を混ぜてみることにしました。大地肥の使い方として地植えのバラに施す場合は、バラの株元に撒いてよく土と混ぜると書いてあります。ですので植え替えない場合でも大地肥を混ぜるだけで効果が期待できます。


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スパニッシュビューティー

やっと今年からシュートがたくさん出てよく伸びてくれました。もうニヤニヤしながら誘引してしまいました。来年はこれまでにない花数が期待できますが、その確率を上げるためにも大地肥を用土に混ぜてみます。

スパニッシュビューティーのバークを取り除きます

大地肥を敷き詰めて鉢土と混ぜます

バークでマルチングします

ストロベリー・ヒル

今年は出だしが好調で、どれだけ多くの花が次々と咲くのかとワクワクしていたのですが、何がいけなかったのかさっぱりでした。さっぱりという言い方は誤解を招いてしまうので説明すると、一番花はたくさん咲いてくれました。しかしその後シュートが伸び、ベーサルシュートも出るのですが花がそんなに咲きませんでした。ポツポツとです。David Austin社のサイトでも「非常に返り咲く」との記述があるので期待していたのですが…。

ストロベリーヒルのバークを取り除きます

大地肥を敷き詰めて鉢土と混ぜます

バークでマルチングします

どちらも簡単にできました。その後来年の壁面のバラの開花をイメージしながら鉢を置く位置を決め、剪定しながら誘引していきます。完了後水をたっぷりと与えて終了です。

隔年の植え替えに

昨年より全てのバラを植え替えながら良質の用土(鉢バラのための培養土)に移行している最中です。植え替えの終わったバラは、基本的に2年に一度の植え替えにする予定です。つるバラなど用土をすべて取り換えるのが難しいバラについては毎年半分用土を入れ替えるようにします。鉢の表面を4分割し、対角の面の土を入れ替えるのです。もちろんきちんとマルチングをして、用土内にコガネムシなどの卵を産み付けられないようにするのが大前提になります。どれだけの効果が出るのか今から楽しみです。そしてこの大地肥の効果が出れば、植え替えない年は鉢土の表面に大地肥を混ぜるようにしようと思っています。

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