2021年に続き2022年もスパニッシュ・ビューティーが開花1号です。今年は他のバラの蕾が膨らみ切らない中での開花なので圧倒的な速さです。
朝家を出る時にスパニッシュ・ビューティーに目をやると、濃いピンクの三角形の蕾が1個あることに気が付きました。「もうそろそろ開花だなぁ」なんて思いながら会社へ行ったのですが、なんと翌朝にはいくつもの花が咲いていたのです。じっくりと見たわけではなかったので他の蕾を見落としていたわけですが、前日の1個の蕾からのこの花数ですので、思わずのけぞってしまいました。
例年ですとマダム・ピエール・オジェと開花1号を競っているのですが今回は完勝です。これはやはり株が成熟した結果なのかわかりませんが、今年も割と遅くにスパニッシュ・ビューティーの剪定と誘引をしたので開花は多少遅くなるかと思っていたのでこの開花の速さは結構意外です。
株が充実してきたと言えば、昨年かなり花が大きくなって花数も増えたのは株が充実してきたせいだと言っていましたが、それは違いました(笑)。というのも今年剪定した時に鉢の周りを掃除するついでに少し鉢を動かそうとしたら全く動かなかったのです。そう、根が鉢から出て地中に伸びていたのです。つまり一部地植え化した状態だったので花は大きくなり花数がすごく増えていたことが判明したのでした。
そのままの状態でもよかったのですが、地中に伸ばすとやがて大変なことになってしまうので、今回の剪定の時に地中に伸びた根は切ってしまいました。
その結果としての今年の開花です。昨年と比べると葉の大きさや数が違うので全体的にさっぱりとした感じがします。でもこれくらいの方が後々管理をするのも楽ですよね。昨年はシュートも長くて風にあおられ隣家側に侵入しましたし、シュートが長く伸びた先でチュウレンジハバチにやられたことに気が付かず、たくさんのチュウレンジハバチに庭を征服されてしまい他のバラにもかなり被害が出てしまいました。
今年は適度な大きさになるので管理もしやすくなると思います。まだ始まったばかりですがこれからしばらくの間はスパニッシュ・ビューティーが私の目を楽しませてくれます。
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