豪華な花のジュビリー・セレブレーションの開花

豪華な花を咲かせるイングリッシュローズのジュビリー・セレブレーションが開花しました。とにかく綺麗なバラです。私のブログのヘッダーにも使用しています。

開花したジュビリーセレブレーション

ジュビリー・セレブレーションは女王陛下に捧げられたバラ

ジュビリー・セレブレーションは2002年にデビッドオースチン社によって作出され、イギリスのエリザベス女王即位50周年を記念して名付けられたバラです。一言で言い現わすならば美しいという言葉がふさわしいバラです。花弁がギッシリと詰まり、大きくて大変豪華な花を咲かせるのですが、花弁が多いのに少しも乱れることなく綺麗に整った花容で、花自体の色も繊細でとても気品があります。

ジュビリーセレブレーションの横顔

豪華で綺麗に整った花容

花の色は綺麗なサーモンピンクで、花弁の裏や奥の方に薄く黄色が見られます。そのせいか全体としてみると花弁の裏や下の方が少しゴールドに輝いて見えます。よくみると花弁一枚一枚にグラデーションがあるのです。グラデーションのある花弁が集まっているのでサーモンピンクと一言では言い表せない綺麗な色合いなのです。これだけたくさんの花弁があるのにもかかわらず、乱れたりすることはありません。いつでも綺麗に整った姿で豪華に咲いてくれます。さすが女王陛下に捧げられたバラです。

ジュビリー・セレブレーションは大鉢で楽しむ

花弁のギッシリと詰まった大きな花を咲かせるのですが、次から次へと花を咲かせます。結構細い枝にも花をつけるので驚きました。ただ、花が大きいのにステムが細いので、花の重みで俯いてしまいます。成長もグングン大きくなるタイプではありませんから、鉢植えの場合株が小さい最初の一年目はその綺麗に整った姿を下に向けてしまいますので何か台の上に置いた方が良いと思います。こんな豪華な花を見れないのはもったいないですからね。数年かけて大きくして角鉢などに植え替えれば、たくさんの綺麗な花を楽しめると思います。

強く香るフルーツの香り

ジュビリー・セレブレーションの香りはフルーツの香りでとても強く香ります。デビッド・オースチン社のジュビリー・セレブレーションの説明によると、

咲き始めの頃の香りは紛れもないレモン、そしてだんだん採れたてのレモンとラズベリーを感じさせるフルーティーな香りへと変化します。

とあります。レモンやラズベリーっていうのは正直言ってよくわかりません。しかしフルーツの香りですが甘ったるい香りではなく、わりとスキッとした香りでとても良い香りです。

ジュビリー・セレブレーションの耐病性は

ジュビリー・セレブレーションは病気に強いということですが、うどん粉病にかかったことはありません。しかし、黒星病にはよくかかります。毎年かならず黒星病にかかり葉を落とします。しかしそれでも健気に花を咲かせますから、そういった意味では病気に強いと言えるのかもしれません。ただ、黒星病にかかった葉だらけだったり、葉を落としたりして咲く姿というのは痛ましいので、黒星病の予防対策をすることをお勧めします。

初代ジュビリー

初代のジュビリー・セレブレーション

我が家のジュビリー・セレブレーションは2代目の挿し木なので成長は非常にゆっくりです。さらに、毎年自由に咲かせていましたから、なおさらゆっくりとした成長でちっとも大きくなりません。しかしそれでも綺麗に整った大きな花を咲かせてくれますが、今年は摘蕾して大きくすることに集中しようと思っています。初代のジュビリー・セレブレーションのように、大鉢にしてたくさんの花を楽しみたいと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました