ジュビリー・セレブレーションの開花 2021

5月12日にジュビリー・セレブレーションが開花しました。我が家のバラでは11番目の開花になります。

ジュビリーセレブレーションの花

このジュビリー・セレブレーションはエリザベス女王即位50周年を記念して名付けられたバラで、花弁の裏側がほんのりとゴールド色になり、開き始めはピンクとゴールドが混じったように見えるとてもゴージャスなバラです。

他のイングリッシュローズと比べてもそんなに生育旺盛と言う感じではなくて、徐々に年数を重ねて大きくなっていくイメージです。我が家でも最盛期には1mを超える大きさになり、40㎝の角鉢で育てましたが、それは見事な姿でした。

ジュビリー・セレブレーションの大きな特徴は花首が細くて長いので、このとても大きなゴージャスな花を支える事が出来ずうつむいて咲くことです。おまけに生育旺盛ではないので、最初のうちは花台に乗せるなどして目の高さに花を合わせないと、このゴージャスな花を楽しむ事が出来ません。このジュビリー・セレブレーションを花台の乗せておいた方が、地面に全てのバラを置くよりも景観としても良いと思います。

開花したジュビリーの二番花

我が家のジュビリー・セレブレーションは二代目で挿し木したものなのですが、もともと生育旺盛ではないせいかちっとも大きくなりませんでした。何がいけないのかと考えたのですが、日当たりなども良いですし風通しも良いところに置いているので、何が良くないのかその原因が見当たりません。株が小さいので6号鉢に植えているのですが、真夏に水切れしないように気がついたらすぐに水やりが出来るように、玄関脇の西日がばっちり当たるあまり環境的に良くないところに移動しました。

ジュビリーの二番花

すると驚いたことに今までよりも成長速度が上がったようで、枝の伸び方が明らかに良くなりました。そして二番花をつけたのですが、例年ですとこの小さな株から二番花は1つしか咲きませんでしたが、今年は二つ咲きました。明らかに何かが変わったような気がします。

二つ目のジュビリーの二番花

気に入らないことがあるとすぐに機嫌を損ねるオールドローズと違って、イングリッシュローズなどの現代バラは多少厳しい環境の方が良いのかもしれません。恵まれた環境だと楽をしてしまうので厳しい環境の方が本来持ってる力を発揮してくれるのかもしれません。そう考えるとバラも生き物、人間と同じかもしれませんね。

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