なぜか蕾を付けたラ・ローズ・ドゥ・モリナール

わが家の遅咲きのラ・ローズ・ドゥ・モリナールがなぜか蕾を付けています。

蕾を付けたモリナール

ラ・ローズ・ドゥ・モリナールはフランスのデルバール社のバラで、我が家にあるデルバール社のバラは全て遅咲きです。毎年決まって5月の最後に花を咲かせるくらい遅いのですが、なぜかこのラ・ローズ・ドゥ・モリナールは蕾を一つだけつけていて、順調に蕾が大きくなり色づいてきています。

ただ、他の枝を見ても蕾らしきものはまだ見つける事が出来ず、この蕾だけが勘違いして早く出てしまった感じがします。この分で行くと我が家の開花一番乗りがこのラ・ローズ・ドゥ・モリナールになると思うのですが、果たして記録として1番最初に咲いたバラという事にして良いものなのか迷います。自分としてはそのバラが咲き始めた日と言うことで記録しているので、このイレギュラーな開花をどう記録しようか考え中です。大した問題ではないのですが、毎年一年を振り返る時に開花順位を載せているのでちょっと気にしています。

モリナールの蕾

でもなんでこんなに早く一つだけ蕾を付けてしまったのでしょうか。色々考えてみたのですが、今年はラ・ローズ・ドゥ・モリナールは剪定していないので、そのせいで早く蕾を付けてしまったのだと思います。

本来なら冬場に休眠して剪定と同時に活動を始めるはずなのですが、今年は剪定しそびれてしまい葉が展開してきたのであえて剪定せず、一番花が終わったら切り戻そうと思っていました。それと剪定しないとどうなるのかと言うのも興味もあったのでそのままにしていました。ですが今年の冬は暖かかったせいで完全に休眠していなかったのではないかと思います。剪定が活動開始のスイッチになるのですが、スイッチを入れなかったのでラ・ローズ・ドゥ・モリナールは各枝が思い思いに活動を始めたのではないかと思います。だから他の枝には蕾がついていないのでしょう。恐らくこの蕾を付けた枝はちょっと気の早いヤツだったに違いありません。

それと剪定せずに放置したバラは、剪定した時に比べると葉が小さいように感じます。ま、展開する芽の数が剪定したものの倍以上あるのですから仕方ありません。細いところから出た芽はブラインドになるでしょうし、咲いたとしても花は小さくなるような気がします。

毎年剪定は必要ですが、ひとつの実験と考えて見守りたいと思います。

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