ムンステッド・ウッドの開花 2018

エレガントなクリムゾンのバラ

今年我が家のバラに仲間入りしたクリムゾンのムンステッド・ウッドが咲きました。

開花したムンステッド・ウッド

ムンステッド・ウッドを選んだ理由

根腐れして枯れてしまい、今では生産中止のウィリアム・シェイクスピア2000の後継品種として選んだムンステッド・ウッド。選ぶに当たり重要視したポイントは

  1. イングリッシュローズである
  2. クリムゾンカラーである
  3. 強い香りである
  4. 大きくならない品種である

今回は庭のスペース的にも4.大きくならない品種が重要でした。この4つの条件全てを満たすのがこのムンステッド・ウッドだけだったのです。我が家の庭はつるバラ以外は全てシュラブなので、それなりにみんな大きくなっています。そうなるとやはり花も上の方ばかりになりますから、下の方に花が少なくなりますのでバランス的に小さい品種を入れたかったのです。

ムンステッド・ウッドの成長過程を観察する

2月に我が家に届いたムンステッド・ウッド。箱を開けて見るとすでに葉がついていました。「少し早すぎないか?」と思い、葉を取ってしまった方が良いのか悩みましたが、鉢についていた取説には「自然な状況で育ててついた葉なので取らなくて大丈夫」というようなことが書いてありそのままにしていました。芽吹くのが早かったのですから当然蕾をつけるのもかなり早かったのです。「これは我が家のバラの中で一番最初に咲くんだろうな」と思っていました。

ムンステッド・ウッドのような大きくならない木立性の品種を育てるのは初めてなので、今年は自然の成り行きに任せて手を加えずに成長過程を観察することにしようと決めました。ここまで見てきて感じるのは、成長のスピードが穏やかであるということです。葉も小さければ蕾が大きくなるのもゆっくりです。十分に時間をかけて大きくなっているようです。シュラブばかり育てていると、気温の上昇とともにグングン伸びていきます。そのスピードが当たり前と思い込んでいる私からすると、ムンステッド・ウッドやボレロなどの小さなな品種の成長スピードだと「元気ないのかな?」と思ってしまいます。病気を疑ったりもしましたが、この穏やかなスピードで良いのです。なんでしょう、この穏やかな成長を見ていると「うんうん、良いんだよ」って言う気持ちになります。「慌てて大きくならなくて良いんだよ」みたいな。

ムンステッド・ウッドに大満足

そんな感じで早々に蕾をつけたムンステッド・ウッドですが、我が家では3番目に開花しました。私が思い描いていたような薄すぎず濃すぎないエレガントなクリムゾン。そしてギュウギュウにつまった花弁。さらに強く香るその香りは、ダマスクの香りにフルーツの香りがほんのり混ざったような素敵な香りです。ウィリアム・シェイクスピア2000の後継品種をムンステッド・ウッドにして良かったと大満足です。これからどれくらい返り咲いてくれるのかたのしみですし、秋の花の充実具合も楽しみです。

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