マダム・ピエール・オジェの開花 2018

シルバーピンクのマダム・ピエール・オジェ

オールドローズのマダム・ピエール・オジェが開花しました。

ピンクが濃いオジェ

ピンクが濃いオジェ

白いオジェ

白いオジェ

今年はいつもの年より花が少し大きいようです。植え替えの時に用土に混ぜた大地肥のおかげでしょうか。

マダム・ピエール・オジェを植え替えました
マダム・ピエール・オジェを4年ぶりに植え替えました。これまでいくつかのバラを植え替えてきましたが、ある一つのことに気が付いてしまいました。それは…

マダム・ピエール・オジェは枝変わり

マダム・ピエール・オジェは中輪のコロンとしたカップ咲きの可憐な花なのですが、一株でピンクから白まで様々な色合いの花を楽しむことが出来るのです。と言うのも、マダム・ピエール・オジェは同じブルボンローズのラ・レーヌ・ビクトリアという濃い目のピンクのバラの枝変わりなのです。真っ白の花と思ってよく見るとうっすらとピンクがのっていたり、縁がピンクだったりいろいろな表情を見せてくれます。もちろん濃い目のピンクになることもあり、マダム・ピエール・オジェらしくないと思うこともあります。

開花したマダムピエールオジェ

開花したマダムピエールオジェ

シルバーピンクのバラ

それでもマダム・ピエール・オジェが年に何度か見せてくれる不思議な表情が何とも言えないのです。よくマダム・ピエール・オジェの色はシルバーピンクと言われるのですが、皆さんどんな色か想像できますか?。女性の方なら想像できるかもしれませんが男の私はまるで想像できませんでした。検索してみるとメタリックピンクとでも言うのでしょうか。何となくわかりました。しかし、毎年見続けていると年に何度かハッとするような色合いになることがあると気づいたのです。それはどんな色か言葉で表現は出来ないのですが、もちろん薄いピンクでありながら、花全体が発光し自ら淡い光を放っているように見える時があるのです。ピカッとではなく薄くボンヤリとした感じです。とても不思議な感覚で、思わず手を止めて見入ってしまうほどです。私はシルバーピンクと言うのはまさにこの状態の色のことではないのだろうかと思うのです。

年に何度かと書きましたが、このような状態になるのは薄曇りの日に限ります。晴天の日に見たことはありませんし、雨が降りそうな暗い空の時にも見たことはありません。条件が合わなければ見ることが出来ませんので非常にレアな現象です。マダム・ピエール・オジェは二番花まで楽しめますので、今年は何回この現象を目にすることが出来るのでしょうか。非常に楽しみですが、それを写真に残せないのが残念です。

濃厚な香り

そしてマダム・ピエール・オジェは中輪のカップ咲きのバラなのにどうしてこんなに人気があるのでしょうか。それは強いダマスクの香りです。花は薄いピンク色の中輪で控えめですけど香りは存在感抜群で、少し離れていてもわかります。濃厚なダマスクの香りに癒される方も多いと思います。私もその一人ですが、本当にバラを育てていてよかったなと思います。

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