黄色い粘着シートを設置しました

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だいぶ暖かくなりバラの葉も随分と展開してきました。若々しい緑がとても気持ち良いです。

支柱に着けたムシナックス

さてこの時期になるとだんだん害虫も増えてきます。昨年はハモグリバエが大量発生し大変な被害に遭いました。今年はそうならないためにもと言うことで、遅くなりましたが黄色い粘着シートを設置しました。

ハモグリバエやハモグリガの駆除と予防
今年はエカキムシ(ハモグリバエやハモグリガなど)が大量発生しました。薬を使った二段階駆除で駆除したのですが、何故今年に限って大量発生したのか。それは毎年無意識にやっていた簡単なことを今年はやらなかったからでした。

日曜日、水やりをしながらバラをじっくり観察していると、グラハム・トーマスに群がる小さな虫が何匹かいました。よく見ると羽がついた7~8匹の小さな虫が飛んでいます。しかしすぐ隣にあるクロード・モネには見向きもせず、ただひたすらグラハム・トーマスの葉にとまります。手で追い払ったりしてしいたのですが、それでもまたグラハムトーマスに戻ってきます。その虫をよく見てみるとどうやら小さなハエのようです。これはもしやハモグリバエ?と思うと同時に昨年の悪夢が脳裏をよぎりました。昨年はハモグリバエが大量発生し、多くのバラが被害に遭いました。そしてひどいものは半分以上の葉をやられてしまったのですが、グラハムトーマスもその一つでした。

とにかくハモグリバエの被害に合わないことが大事なので、急いで害虫捕獲用の黄色い粘着シートを設置したのです。

ムシナックス

どんなものかと言いうと、黄色いシートに粘着剤が両面についているだけのとてもシンプルなものなのですが、虫と言うのは黄色に反応するようで、黄色いものをめがけて飛んでくるようです。たとえばチュウレンジハバチなども黄色いバケツに水を張っておくと、自らそのバケツの中に入ってしまうそうです。確かめたことがないのですが、毎年たくさんのチュウレンジハバチが飛んでくるので今年は是非とも試してみようと思います。

そしてその黄色い粘着シートは上部に支柱にさせるように穴が開いていますので、それを細めの支柱に通して穂表面の保護シートを剥がします。ただ、粘着力が強いので保護シートを剥がす時に直接触ってしまうと手がベタベタになてってしまうので気をつけましょう。そして黄色い粘着シートを支柱に通した物を作り、いい感じの間隔で鉢に刺します。あまりたくさん設置すると景観が悪くなるのでやり過ぎないように注意してください。

この黄色い粘着シートの効果ですが、思ったよりも凄いです。チュウレンジハバチくらいの大きさの虫はなかなか引っ掛かりませんが、小さい虫はたくさん捕獲できます。一時我が家のつるバラにオンシツコナジラミが住み着いたことがありましたが、その時もかなりの数を捕獲できました。

虫にバラがやられる前にこの黄色い粘着シートを設置して被害を防ぎましょう。ハモグリバエは葉の中に潜るので被害が出てからでは浸透移行性のある薬剤を散布しなければなりませんし、オルトランDX粒剤を撒いてバラに薬剤を吸わせなければなりません。薬剤を使用しないで害虫を防ぎたいと言う方には、この無害な黄色い粘着シートをおすすめします。

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