ラベンダー・グロッソ

庭を彩るラベンダー・グロッソ

我が家の庭を彩るもう一つの顔、ラベンダー・グロッソです。

ラベンダー・グロッソのアップ

ラベンダー・グロッソとの出会い

初めてラベンダー・グロッソに出会ったのは、小さなハーブガーデンに行った時のことでした。そんなに広くはなく、順路に沿って歩いていくと一度外に出なくてはなりません。外に出て少し歩いて隣の敷地に移動し、また外に出てメインの敷地に戻るのです。戻るときの外に出た時のことだったと思います。まわりはちょうどハーブ園の裏か脇の畑でした。恐らくハーブ園以外にも苗の生産などもされていたようで、そこにグロッソが植えられていました。こんもりと丸い形になってずらーっと並んでいるその姿が一目で気に入ってしまいました。帰ってからあちこち探しましたが、ラベンダー・グロッソはどこにも売っていません。イングリッシュラベンダーやフレンチラベンダー、富良野、レースなど一般受けのする品種しかありません。後日、近所の有名な公園のハーブ園に行ってみると、なんとそこに小さな苗がありました。逆に一般受けするような品種はありませんでした。とりあえず2つ買って帰りました。

ラベンダー・グロッソとは

ラベンダー・グロッソとはイングリッシュラベンダーとスパイクラベンダーの交配種で、花数も多く甘く強い香りで精油量も多いらしい。そう言えばうちのグロッソも花が咲くとミツバチが何匹もやって来ます。ラベンダーの中でも暑さに強い品種だそうです。だから育てやすいわけですね。花数が多く精油量も多いので、アロマオイル、エッセンシャルオイルに使われフランスでも多く栽培されているそうです。花茎も長い物で50cmぐらいになるので、ラベンダースティックを作るのにも適していますし香りも強いので当然ポプリに使われます。余談になりますが、我が家では満開になると早めに切ってしまいそのまま籠に入れて車に放置。車の中で自然乾燥させてしまいます。写真でわかると思いますがかなりたくさん収穫できます。その後ポプリにして車や玄関に置き天然のラベンダーの香りを楽しんでいます。一度この香りを経験してしまうと人工の「ラベンダーの香り」と言われるものは使えなくなってしまいます。

我が家のラベンダー・グロッソ

ラベンダー・グロッソ
さて、そんな我が家のラベンダー・グロッソですが、順調に成長し毎年大きくなっていきました。ある時から異常に大きくなりました。そうです、根が鉢から地面に出てしまったのです。鉢も12号くらいの大きいものに植えていたのにもかかわらずです。秋の剪定の時に1株は外に出た根を切り普通の鉢植え状態の戻しました。もう1株はそのまま放置。その後の成長は写真を見て頂ければわかるようにとても巨大化しています。満開時には花茎を含めると直径1m50cm程になります。我が家の庭は狭いので迷惑なぐらい邪魔です。もはや障害物状態です。どうせならもっと端の方に置けばよかった。これがなければもっとバラを綺麗に並べることができるのに。でも満開時にはこの狭い敷地がラベンダーの香りに包まれます。これは何物にも代えられないので今後も地植え化した状態のままにします。そして根を切って普通の鉢植えにしたほうはその後の成長が芳しくありません。地面に活動の場を求めるくらいですから間違いなく根詰まりを起こしているものと思われますので、今年は植え替えをしようと思います。ただ一つ残念なのは開花が梅雨時で、満開のバラと共演できないということです。

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