ラベンダー・グロッソの開花

今年もラベンダー・グロッソが満開近くなりました。外に出るとラベンダーの良い香りが漂っていて、すでに蜂が何匹もやって来て、せっせと蜜を集めております。この光景も毎年のことで、すっかり我が家の夏の風物詩となっています。

開花したラベンダーグロッソ

遅れたスタートダッシュ

ラベンダー・グロッソは例年ですと梅雨の雨の中での満開になるのですが、今年は気象庁も驚いた最速の梅雨明けとなり(関東地方で6月に梅雨が明けたのは初めて)、満開前に梅雨が明けてしまいました。だからと言ってどうと言うこともないのですが、なんとなく不思議な感じです。まだ花が全部開いたわけではないのですから。

芽吹く直前の剪定

今年のラベンダー・グロッソは芽吹きが少し遅かったような気がします。バラは驚くほど早かったのですが、ラベンダーはなかなか芽ぶかずにヤキモキしました。というのも、いつもですと11月頃にはバッサリと剪定をしているのですが、昨年は先送りし続け、結果として今年の4月に剪定したのです。もうすぐにでも芽吹くだろうという時期でしたから、滑り込みセーフ、という感じです。その剪定の記事はこちらをご覧ください。

ラベンダー・グロッソの剪定
我が家のラベンダー・グロッソが芽吹く前にザックリと剪定しました。地植え化した巨大なグロッソですが、その花数の多さと漂う香りにに圧倒されます。

何とか追いつく

その後、なかなか芽吹かずに、あ、これはやばいかな?と思ったのですが、少しずつ芽吹いてきました。そうなればあとはどんどん大きくなり追いついた感じです。そうなると今度はどれぐらい大きくなるのだろう、という心配です。

ラベンダーの枝数と花の関係

本当は剪定した時に枝を間引く予定でしたが、なかなかまとまった時間が取れず、とりあえず剪定だけして間引きませんでした。枝数が多くなり過ぎると栄養分が分散してしまい、綺麗な花が咲かなくなると言われています。

ラベンダーグロッソの花

鉢植えのラベンダー

我が家のラベンダー・グロッソは2鉢あります。一つは純粋な鉢植えですが、全然植え替えをしていませんので、綺麗な花とか言う以前に枝数が年々少なくなっています。これはもう完全に根詰まりしているのだと思います。根詰まりしているから栄養も足りませんし、窮屈なのかあまり芽吹かなくなりました。植え替えしなければと毎年思っていますが(汗)、今年の秋には必ず植え替えをしようと思います。

地植え化したラベンダー

そして、もう一方は鉢植えのくせに地植えになってしまったものです。一番上の写真のバカでかいラベンダーがそうです。鉢植えでスタートしたのですがある時から急激に伸び出しました。尋常ではないスピードです。「根が地面に抜けたな」と思いながらも、大きくなったラベンダーの姿に憧れがあったのでそのまま放置してしまったのです。まさかここまで大きくなるとは思ってもいませんでしたので、狭い庭ですからとても邪魔です。しかし開花するととても良い香りがするのと収穫量も多いものですから完全に放置して私がよけて歩いています。

地植えは関係ない?

先ほどの枝数と花の話に戻りますが、地植えの場合、根は伸び放題ですし栄養分もあるのですから枝数が多くても花には影響はなさそうですよね。現に我が家でも毎年大きくなり枝数も増えてますが、花が小さかったりイマイチと思ったことはありません。毎年立派な花が咲くので、この話はやはり鉢植えで育てている場合の話のようです。

ラベンダー・グロッソの地植えは慎重に

ラベンダーは花の利用方法がたくさんあります。我が家では収穫したラベンダー・グロッソの花をほとんどポプリにするのですが、車の中や玄関などいたるところに置いています。作られた香りよりも自然の香りの方が良いに決まってますからね。そしてラベンダーの利用方法などを考えるとたくさん花をつける地植えに憧れてしまいますが、「どれくらい大きくなる品種なのか」などあらかじめ品種の特性を良く調べてから実行しましょう。特にラベンダー・グロッソの場合はくれぐれも慎重に。我が家のようにならないためにも。

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