貴婦人、マダム・イザーク・ペレールの登場
貴婦人マダム・イザーク・ペレールが開花しました。初代から挿し木4号まで揃い咲きです。
バックアップの挿し木苗
何故4号挿し木苗まであるのかというと、初代のマダム・イザーク・ペレールが謎の成長不良に陥ったことがありました。
マダム・イザーク・ペレール開花2017
姿よし、色よし、香りよしと三拍子そろったオールドローズです。とても美しく魅力的で少し気難しい貴婦人ですが、年に一度しか会えないのがとても残念です。
急に成長が遅くなり何をしても変わらないという状況になってしまい、誘引を解き放置したらまた成長を始めたのです。その時に万一枯れてしまったらと思い、バックアップとして花後カットした枝を挿しておきました。普段ですと挿してもほとんど根付かずに枯れてしまうのですが、この時は珍しく3本が根付いたのです。そのうちの1本だけ大きくなり今では8号鉢に植え替えて行燈仕立てにして2号と名付けています。残りの2本はまだ小さいので本当は花を咲かせない方が良いのかもしれませんが、何せマダム・イザーク・ペレールは私の一番好きなバラですし一季咲きですから咲かせています。
年に一度の主役が現れる
マダム・イザーク・ペレールはメインステージには置いていませんが我が家の主役に変わりありません。その花の大きさ、豪華さ、色合い、香りと全てを兼ね備えたバラですので、開花するとすべての視線を独り占めにしてしまいます。マダム・イザーク・ペレールの傍にはマダム・ピエール・オジェやムンステッド・ウッドもあります。どちらも先に開花していたのですが、マダム・イザーク・ペレールが開花してしまうとやはり存在感が薄くなってしまいます。「私を見て」とばかりに咲き誇る姿はまさに主役の登場という感じです。
また会える日まで
残念なのはマダム・イザーク・ペレールが一季咲きということで、あといくつかの花が咲いてしまったら来年まで会うことが出来ないと言う事です。来年また会える日まで、来年はもっと多くの花を咲かせようとこれからせっせと毎日世話をするのです。それぐらいの魅力を持ったバラなのです。
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