ピエール・ドゥ・ロンサールの開花 2022

ピエール・ドゥ・ロンサールが5月14日に開花しました。今年は主枝を減らしたので花数が少なくなるのですが、まずは無事にきれいな花を咲かせてくれてホッとしています。

開花したピエール

スパニッシュビューティの花が終わりに近づいたこのタイミングで開花してくれたので、今年も見事なスパニッシュ・ビューティーとの競演を果たしてくれました。同じピンクの花同士ですが、クラシカルで大輪のピエール・ドゥ・ロンサールと、ひらひらと波うつ花姿で爽やかな香りを放つスパニッシュ・ビューティー。対照的な花型で私の目を楽しませてくれます。

そんなピエール・ドゥ・ロンサールですが、なかなかベーサルシュートが出ず主枝の更新が出来ないまま老木化してきていました。今年は思い切って主枝を1本にし大胆に剪定しベーサルシュートの発生にかけていました。そして先日、ベーサルシュートがびよーんと伸びてきたのですが、ピエール・ドゥ・ロンサールの株から少し離れた場所で、葉の色や形も違っており、どうやら台木のノイバラのベーサルシュートでした。

数年前から台木のノイバラのベーサルシュートが伸び出していて、一度花を咲かせたことがあります。それはそれでかわいらしい花でよかったのですが、やはりピエール・ドゥ・ロンサールの再生計画において台木のノイバラが伸びてしまうと栄養をそちらにもっていかれてピエール・ドゥ・ロンサールのベーサルシュートが出ない可能性が高くなるので切除したのです。にもかかわらずまた地中から出てきてしまいました。

ピエールドゥロンサールのベーサルシュート

そのノイバラのベーサルシュートを切らないといけないと思っていた矢先、新たにベーサルシュートが出てきました。今度は間違いなくピエール・ドゥ・ロンサールのベーサルシュートです。なんといっても出てきた葉が赤い色をしています。当然出てきた位置もクラウンのそば。もう間違いありません。

ピエールドゥロンサール

あとはチュウレンジハバチなどの害虫にやられないように気を付けなければいけません。伸びた先をやられるとそこで成長が止まってしまいますし、ピンチしてもそこで枝分かれしてしまい十分な長さになりません。これからは毎日パトロールを欠かさないようにしないといけません。

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