グラハム・トーマスの開花

殿堂入りの名花、グラハム・トーマスが5月23日に開花しました。ピンクや白のバラは見慣れているのですが、黄色のバラは一段と目を引きます。

開花したグラハムトーマス

私がバラを育てるきっかけになったのも、雑誌で見たグラハム・トーマスに心を奪われてしまったからなのです。

殿堂入りのバラ、グラハム・トーマスの開花
イングリッシュローズの名花でバラの殿堂入りしているグラハム・トーマスが開花しました。イングリッシュローズでありながらその日本的な黄色い花が印象的です。ピンクのバラの中で黄色がひときわ際立ちます。

今年は骨折の影響で剪定作業が思うようにできず放置していたのですが、それでもほとんどが枝先の細い部分から芽吹いていたので思い切って3月22日に軽く剪定しました。このまま放置しても細い枝から出た芽なので咲かない可能性が大きいですし、咲いたとしても小さい花になってしまうだろうと思い切ったのです。

剪定したグラハムトーマス

こんな時期に剪定したら咲かないのではないかとか色々考えましたが、本来バラは強い植物ですし休眠から覚めて芽を伸ばそうとしているのですから、芽吹いたところを切除してもまた下の方から芽を出し伸びるエネルギーはあるのだろうと思いましたし、恐らく開花時期が遅くなるだけだと思いましたが、下の方の太いところから出ればまた今年もきれいな花が楽しめるだろうと思いました。

今年は非常に暖かい日が続き、SNSでも皆さん4月にバラが咲いたという投稿が多く、例年にない速さで開花していたようです。それを考えると我が家のグラハム・トーマスは5月23日に開花したのですから、遅くに剪定した分開花が遅れたという事でしょう。

開花したグラハムトーマス

ただ今年はバラの手入れに費やす時間が取れず放置したままにしたせいか、いつになく早い時期から黒星病が現れ、あっという間に広まり庭中に蔓延してしまいました。

もちろん黒星病に強いバラもありますし黒星病に罹っていないように見えるバラもありますが、このグラハム・トーマスは黒星病に罹りやすいバラですので、開花した時にはすでに葉に黒点が現れていてちょっと景観的には問題ありです。いや、景観的ではなくバラに問題ありです。

グラハム・トーマスはよく返り咲く品種ではないので我が家では秋の花は望めないのですが、地植えにしている方のグラハム・トーマスは秋にも咲くという事を聞きました。これから十分に肥料を与えたりしながら秋の花が見る事が出来るように管理していきたいと思います。

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