クレマチス・ムーンビームの芽吹き

フォステリー系クレマチスのムーンビームが黄色く芽吹いてきました。

花芽をつけた2年目ムーンビーム

フォステリー系のクレマチスはニュージーランド原産の常緑のクレマチスです。3㎝ほどの星形の小さな花を早春の3~4月に株いっぱいにびっしりと咲かせるクレマチスです。

クレマチス・フォステリー系のムーンビームが咲きました
クレマチス・フォステリー系(オセアニア系)のムーンビームが咲きました。昨年秋に我が家に来たのですが、小さい可憐な花を株にびっしりと咲かせる姿が素敵です。

一昨年の11月に迎えすぐに植え替えをし、早春の開花に備えました。まだ株も小さく枝も少ないので最初の開花はわずかでしたが、その可憐な花に翌年の開花を楽しみにしていました。つるが伸びないので鉢植えに最適な品種なのですが、私が思っていたよりも結構つるが伸びました。そしてあちこちからつるが伸びてくるのであっという間に凄いボリュームになりました。

フォステリー系のクレマチスを育てるのは初めての事だったので、いったいどれくらい伸びるのか想像もつかず、ただ枝数は多いと言う情報は得ていたのでとりあえず見た目は気にせず鉢に支柱を4本立てて巻き付けるようにしました。クレマチスはつるが伸びると同時に葉が伸びて何かに巻き付いて自身を固定するのですが、ムーンビームの葉自体がパセリのように小ぶりで巻き付く部分もとても短くうまいこと支柱に巻き付きません。手で巻き付けようとするとすぐに切れてしまいます。

結局つるがある程度伸びるまで放置して、何本も伸びたところで支柱に麻ひもで緩く固定することにしました。きつく固定すると上に立体的に誘引できないので、意識的に緩くしました。徐々にムーンビームのつるの壁が上に伸びていきます。

2年目のムーンビーム

どういう風に仕立てようか考えた時に、どれくらいのつるの数になるのか想像がつかないので随分と迷いました。ムーンビームの花後の成長を見ていると、出てくるつるの数の多させに驚きました。とりあえず見た目は良くないけれど4本の支柱を立てたのですが、随分と高さが出るくらいの枝数と長さです。

仕立て方として、枝垂れさせるのが一番ムーンビームの魅力を出せるのかなと思いましたが、色々な写真を見ると枝垂れさせるといきなり鉢の下へとつるが伸びてしまい何か物足りません。出来れは一度上に伸びてから枝垂れる姿がいいように思います。

と言う事でローズバルーンに誘引し、そこから枝垂れさせるのが良いのかもと思ったのですがどれくらいのつるの数になるのか、長さになるのかわからず迷いました。思ったよりも枝数が少ないとローズバルーンの部分がスカスカでおかしくなるんじゃないかと思ったのです。

そんな訳で支柱を立てたのですが、これだけつるの数が増えて長さも結構あるのでローズバルーンでも問題ないと思います。このつるいっぱいにびっしりと小さな星形の花をつけてくれるのですから今かも楽しみで仕方ありません。あと1ヶ月もすれば満開の花を見ることが出来ます。

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